この記事でわかること
- 不登校が長引くのは珍しいことではなく、データが示す「現実」がある
- 長引いている間、親にできる関わり方のポイント
- 江戸川区・江東区で「その子のペース」に寄り添える場所の選び方

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「もう何ヶ月も経つのに、まだ学校に行けていない。このまま長引いてしまうんだろうか」
そんな気持ちで、この記事を開いてくださった方も多いのではないでしょうか。
焦る気持ち、先が見えない不安、「自分の関わり方が悪かったのかな」という自責……。親として、本当につらい時間だと思います。
でも、まず一つお伝えしたいことがあります。お子さんの状況は、決して特別なことでも、珍しいことでもないということです。今日はデータと、そこから見えてくる「今できること」について、一緒に考えてみましょう。
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「長引く」のは、むしろ普通のこと——データが示す現実
文部科学省の調査では、不登校状態が翌年度も継続している割合は70〜80%にのぼると報告されています。つまり、一度学校がしんどくなった子の多くは、短期間で解決するわけではなく、時間をかけて少しずつ自分のペースを取り戻していくというのが実態です。
この数字は、「長引く=失敗」ではないことを教えてくれています。むしろ、一定の時間がかかることこそが、多くのお子さんにとってのリアルな回復のプロセスなのです。
「なぜうちの子だけ……」と感じてしまう夜もあるかもしれません。でも、同じ思いで毎日を過ごしている保護者の方が、全国にたくさんいます。

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「早く動かそう」より「安心させる」が先
長引いてくると、どうしても「何かしなきゃ」という気持ちが強くなります。塾を探す、スクールカウンセラーに相談する、フリースクールを見学する……。行動することは大切ですが、その前にもう少し手前のことを整えておくことが、実は遠回りのようで近道です。
それは、「家が安心できる場所であること」です。
学校がしんどい子どもは、多かれ少なかれ「自分はダメだ」「迷惑をかけている」という気持ちを抱えていることがあります。そこに「勉強どうするの」「このままじゃ困るよ」という言葉が重なると、心のエネルギーがさらに削られてしまうことがあります。
まず親にできることは、正解を出すことではなく、\\「この子の話を、責めずに聞く」\\という姿勢を続けることかもしれません。
現場でお子さんと関わる中で感じているのは、「このままじゃ将来どうなるんだろう」という不安から、「早く学校に連れ戻さなければ」と焦ってしまう保護者の方が本当に多いということです。その不安は、ごく自然なことです。でも、焦りが言葉や態度に出てしまうと、すでに自分を責めているお子さんには、さらに重くのしかかることがあります。
リンカーンの入会面談でも、「このまま学校に行かないと将来が心配で……」とおっしゃる保護者の方は少なくありません。そういうとき、私たちはお子さんのその後の進路について率直にお話しするようにしています。不登校を経験したお子さんの進路は、一般にはあまり知られていないだけで、実はさまざまなルートがあります。それをお伝えすると、「そうなんですね」とメモをとりながら、ほっとした表情になられる方がとても多いです。
具体的には、こんな関わり方が参考になります。
- 学校や勉強の話を、毎日確認しない
- 「なんで行けないの?」と理由を問い詰めない
- 「今日は何がしたい?」と小さな選択を一緒に決める
- 好きなことや、ちょっとできたことを、さらりと認める
焦らなくていい、と言葉でわかっていても、気持ちがそうならないのが親というものです。「うまくできない日があってもいい」という気持ちで、ご自身のことも責めすぎないでください。
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「外の場所」を探すなら、”安全な一歩”を意識して
家でのエネルギーが少しずつ戻ってきたとき、「そろそろ外に出てみようか」という気持ちが子どもの中から生まれてくることがあります。そのタイミングを逃さないためにも、選択肢を少しずつ調べておくことは大切です。
リンカーンに通い始めたお子さんの中にも、最初は外に出ること自体がとても難しかった方がいました。でも、自分で「行く」と決めた日から少しずつ、準備をして出かけることができるようになっていきました。大人が「行かせた」のではなく、お子さん自身が動き出したこと——その小さな変化が、次の一歩につながっていきます。
外の場所を選ぶときのポイントは、大きく三つです。
① 無理に「学校らしさ」を求めない場所お子さんに合わなかっただけで、学校と同じ空気の場所を当てても、うまくいかないことがあります。「ここは違う場所だよ」と感じられる雰囲気があることが大切です。
② 学習もできるが、しなくてもいい柔軟さがある場所「勉強が遅れている」という焦りはあっても、まずその子のペースに合わせて関わってくれる場所かどうかを確認しましょう。10分から始めていい、学年を戻っていい、そういう柔軟さがあるかどうかが重要です。
③ 「ここだけが全て」にならなくていい場所フリースクールも、適応指導教室も、放課後等デイサービスも、それぞれに役割があります。一つの場所に絞り込む必要はなく、複数を組み合わせながら使える環境を整えることが、長い目で見た安心感につながります。

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まとめ
不登校が長引くことは、データを見れば多くのお子さんに共通することです。「この子が弱いから」でも「親の関わり方が間違っていたから」でもなく、その子のペースで歩むための時間が必要なのです。今できることは、大きな変化を起こすことより、「この子は安心していい」と感じられる毎日を、少しずつ積み上げていくことかもしれません。次の一歩は、焦らず、その子のタイミングで。
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リンカーンでは、「まずお聞かせください」というスタンスを大切にしています。
フリースクールリンカーンは、江戸川区瑞江・江東区亀戸で運営しているフリースクールです。学校がちょっとしんどい小学1年生〜中学3年生のお子さんを対象に、居場所としての安心感と、その子のペースに合わせた学習サポートの両方を提供しています。「今すぐ通わせなきゃ」ではなく、「こういう場所があると知っておくだけでいい」という段階でも、まずはお聞かせください。定額制なので、来られる日だけ来てもらえる環境です。お子さんの今の状況を、一緒に考えさせてください。