この記事でわかること
- 不登校の子どもが全国で35万人を超えた背景と、「あなたのせいではない」という視点
- フリースクールでも出席扱いになれる制度と、東京都の助成金制度について
- 「学校に戻ること」だけがゴールではない、次の一歩の考え方

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「なぜうちの子だけ…」と思っていませんか。
そのつらさは、決して気のせいではありません。でも、少し立ち止まって、数字を見てみてください。
文部科学省の令和5年度(2023年度)調査によると、小・中学校における不登校の子どもの数は346,482人と、11年連続で過去最多を更新しました。もはや「特別な子のこと」ではなく、どの家庭にも起こりうることとして社会全体が向き合いはじめています。
この記事では、江戸川区・江東区で学校がちょっとしんどい子どもをお持ちの保護者の方に向けて、「知っておくと少し楽になれる」3つのことをお伝えします。
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1. 「35万人」という数字が意味すること——あなたの子どもは、ひとりじゃない

文部科学省の令和5年度調査では、小学生の不登校は132,777人、中学生は213,265人にのぼります。在籍する子どものうち、小学生では約1.7%、中学生では約\\6.7%\\が不登校の状態にあります。
これは、クラスに1〜2人いるレベルです。「うちの子だけ特別に何か問題があるのでは」と感じているとしたら、どうかその考えをいったん脇に置いてください。学校がお子さんに合わなかっただけ、という見方もできます。
文部科学省自身も、「不登校は、取り巻く環境によってはどの児童生徒にも起こりうるもの」と整理しています。
「なんでうちの子が」ではなく、「どうすればこの子が安心して過ごせるか」——その視点に切り替えるだけで、少し息がしやすくなることがあります。
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2. フリースクールでも「出席扱い」になる——知らずに損する制度の話
「フリースクールに通っても、学校はずっと欠席になるんでしょ…」と思っている方も多いのではないでしょうか。実は、一定の要件を満たすことで、フリースクールでの活動が在籍校の出席として認められる制度があります。
文部科学省は「義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱い」という通知でこの仕組みを示しています。最終的な判断は在籍校の校長先生が行うため、まずは学校側への相談が第一歩になります。
さらに、2024年8月には学校教育法施行規則が改正され、学校外での学習成果を成績評価に反映できる仕組みも整いました。
ただ、現場でサポートをしてきた中で感じているのは、この申請がスムーズにいくとは限らない、ということです。中学校などは「フリースクールで具体的に何をしているか」を詳しく確認してくることが多く、こちらも都度書類を作成して提出する必要があります。また、書類を送ったあとに学校側との連携がうまくいかず、「もう一度同じ書類を送ってもらえますか」というやりとりが生じることも、実際には少なくありません。
申請には手間と時間がかかることも正直にお伝えした上で、それでも「出席扱いになるかもしれない」と知っているだけで、選択肢が広がります。気になる方は、在籍校の担任の先生や教頭先生にまず相談してみてください。
そして、もうひとつ。
東京都では、都内在住の不登校の小・中学生の保護者を対象に、フリースクール等の利用料を月額上限2万円助成する制度が2024年度から始まっています。江戸川区・江東区にお住まいの方も対象です。費用面の不安をお持ちの方は、ぜひ確認してみてください。
※助成の対象となるには、フリースクール側の要件も含めた審査があります。詳細は東京都フリースクール等支援事業の公式サイトをご確認ください。
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3. 「学校に戻ること」だけがゴールじゃない——次の一歩は、その子のペースで

「やっぱり学校に通えるようになってほしい」という気持ちは、親御さんなら当然あると思います。でも同時に、「無理させたくない」という思いもある。その板挟みの中で、毎日を過ごしているのではないでしょうか。
ひとつお伝えしたいのは、「次の一歩」は必ずしも学校への復帰でなくてもいい、ということです。
今この子に必要なのは、安心して過ごせる場所かもしれない。学習を少しずつ進めることかもしれない。あるいは、ただ誰かと話せる場所かもしれない。
フリースクール、適応指導教室(江戸川区では「みらいサポート教室」)、放課後等デイサービス、オンライン学習——選択肢はいくつもあります。「ひとつの場所だけに頼らなくていい」という発想も、保護者の方の肩の荷を少し軽くしてくれるはずです。
お子さんのペースで、一緒に決めていく。そのプロセス自体が、その子にとっての「次の一歩」になっていきます。
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まとめ
- 不登校の子どもは全国に34万人以上(令和5年度調査)。「特別なこと」ではなく、誰にでも起こりうることです。
- フリースクールへの通所が出席扱いになる制度、東京都の月額最大2万円の助成制度を知っておくと、選択肢が広がります。申請には学校との連携が必要で、手間がかかることもありますが、まずは在籍校に相談してみてください。
- 「学校に戻ること」だけをゴールにしなくていい。お子さんのペースで、次の一歩を一緒に考えましょう。
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リンカーンでは、江戸川区(瑞江)・江東区(亀戸)の2校舎で、学校がちょっとしんどい小学1年生〜中学3年生を受け入れています。 居場所としての安心感と、学習のサポートを両方大切にしながら、お子さんのペースに合わせて一緒に考えていきます。「うちの子に合うかどうかわからない」という段階でも大丈夫です。まずはお聞かせください。