この記事でわかること
- 2025年8月6日、フリースクールリンカーンで大学生ボランティアによる理科実験イベントが開催されました
- 紫キャベツの色素「アントシアニン」が、レモン汁や重曹を加えることで色が変化する実験を7名の生徒が体験しました
- 「好奇心を刺激する体験」がお子さんの気持ちをそっと動かすきっかけになることがあります

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大学生ボランティアが理科実験を企画してくれました
2025年8月6日(水)、フリースクールリンカーンに大学生ボランティアが来てくれました。
この日のテーマは、「紫キャベツの色の不思議」。
「レモン汁や重曹を加えると、紫キャベツの色はどう変わるんだろう?」という問いをもとに、実験を一から設計・準備してくれた、本格的な理科の体験です。
参加したのは7名の生徒。学校の授業とはひと味ちがう、「身近なキッチンにあるもので科学を感じる」実験に、始まる前からわくわくした空気が漂っていました。

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紫キャベツで「色が変わる!」を実感する実験
今回の実験の主役は、紫キャベツの煮汁です。
紫キャベツにはアントシアニンという色素が含まれています。このアントシアニン、実はとても面白い性質を持っていて、液体の酸性・アルカリ性の度合いによって色が変化します。
- 酸性(レモン汁を加えると) → 赤〜ピンク色に変化
- 中性(何も加えない) → 紫色のまま
- アルカリ性(重曹を加えると) → 青〜緑色に変化
レモン汁は酸っぱい味からもわかるように酸性。重曹は水に溶かすと弱アルカリ性を示します。この2つを紫キャベツの液に加えるだけで、まるで手品のように色が変わっていくのです。
生徒たちはスポイトを使って少しずつ液を加えながら、コップの中の色が変わる瞬間を食い入るように見つめていました。「え、なんで!?」「こっちは緑になった!」という声があちこちから聞こえてきて、教室の中がにぎやかになっていきました。
現場を担当した石渡からは、こんな話を聞いています。最初は緊張している様子だった子たちも、紫キャベツの色素が目の前で変化していく様子を見ているうちに自然と前のめりになっていき、最後には「またやりたい!」という声が出てくるほどになった、と。ことばで「楽しい」と言わなくても、表情や動きがそれを教えてくれる——そういう瞬間が、現場ではいちばんうれしい場面のひとつです。
また、この日は学年が上の生徒が下の生徒のサポートをしてくれる場面もありました。スタッフが間に入らなくても、子どもたちの間で自然につながりが生まれていく様子が、とても印象的だったと聞いています。

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「なぜ?」が生まれる瞬間が、子どもを動かす
今回の実験で特に印象的だったのは、生徒たちが「なぜ色が変わるの?」と自然に聞いてきたことです。
アントシアニンが酸性・アルカリ性に反応して色を変えるというしくみは、小学校の理科や中学校の化学の内容とも重なっています。でも、教科書で読むのと、自分の手でコップの色が変わるのを目で見るのとでは、まったく感じ方がちがいます。
大学生ボランティアは、難しい言葉を使わずに、「なんでそうなるんだろう?」という問いを子どもたちと一緒に考えてくれました。答えを教えるのではなく、一緒に不思議がってくれる姿勢が、子どもたちの表情をほぐしていきました。
そのそばで、スタッフの石渡は別の役割を担っていました。説明が続いて子どもたちが少し飽きてきたタイミングで場を切り替えたり、ざわついてきた場面でさりげなく声をかけたり、盛り上がる場面では一緒に盛り上がったり。大学生ボランティアが実験に集中できるよう、教室全体の空気を整える役割です。こうした「縁の下の動き」が、子どもたちが安心して体験に入っていける場を支えています。
リンカーンでは、こうした体験活動を通じて「あ、これ楽しいかも」と感じられる瞬間を大切にしています。それは学びの入り口になることもあれば、その日一日の元気のもとになることもあります。どちらでもいい。その子のペースで、感じたいものを感じてほしいと思っています。
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まとめ:「楽しかった」が積み重なる場所でありたい
今回の理科実験は、大学生ボランティアの方が企画・準備から当日の進行まですべて担ってくれました。子どもたちにとっても、学校でも家でもない「第三の大人」と関わる体験として、とても良い時間になったと感じています。
色が変わる瞬間に「わあ!」と声を上げたこと、「またやりたい」という気持ちが自然と出てきたこと——そういう小さな「楽しかった」が積み重なっていくことを、リンカーンはとても大切にしています。
フリースクールリンカーンでは、こうした体験活動と日々の学習支援を組み合わせながら、学校がちょっとしんどいお子さんが安心して過ごせる場所を作っています。「どんなところか、まず話を聞いてみたい」という段階で大丈夫です。まずはお聞かせください。江戸川区瑞江の瑞江校、江東区亀戸の亀戸校、どちらでもご相談をお待ちしています。