
> この記事でわかること > > – なぜ夏休み明けに「学校がしんどい」お子さんが増えるのか、その背景にある3つの理由 > – 2学期が始まる前に、おうちでできる小さな準備のヒント > – 「どこかに相談したい」と思ったときの、江戸川区・江東区での選択肢
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「夏休みはのびのびしていたのに、8月後半になってから急に元気がなくなった」 「9月が近づくと、夜眠れないと言い出した」
そんなお子さんの様子に、胸が締め付けられる思いをしているおうちの方も多いのではないでしょうか。
実はこれ、決してめずらしいことではありません。文部科学省の調査でも、不登校の小中学生数は年々増加を続けており、9月は1年の中でも特に学校がしんどくなるお子さんが増えやすい時期として知られています。
この記事では、なぜ夏休み明けにそうなるのか、そして2学期前に保護者としてできることを、一緒に整理していきたいと思います。
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夏休み明けに「学校がしんどい」が増えるのはなぜ?

夏休み明けに登校がつらくなる背景には、いくつかの要因が重なっています。ひとつずつ見ていきましょう。
① 生活リズムが変わっている
夏休み中は、学校のあった頃より遅寝遅起きになりやすいものです。自由な時間が増えるぶん、夜ふかしや昼夜逆転が続くこともあります。そのまま9月を迎えると、「朝起きること自体がつらい」という状態になっている場合があります。体が急な変化についていけないでいるのです。
② 夏休みの間に「学校のしんどさ」が蘇ってくる
1学期に感じていた疲れや不安は、夏休みの間にいったん和らぎます。ところが、夏休みの終わりが近づくと、「また同じことが始まる」という気持ちが少しずつ頭をよぎるようになります。友人関係のこと、授業についていけるかどうか、先生とのこと——こうした不安が重なって、心が重くなっていくのです。
③ 宿題・2学期の学習への不安
宿題が残っていたり、「2学期の授業についていけないかもしれない」という不安も、登校をためらわせる大きな要因です。1学期の学習でつまずきを感じていたお子さんほど、「2学期になったらもっと難しくなる」というプレッシャーを強く感じます。
これらの要因は、それぞれ単独ではなく、複合的に重なることがほとんどです。「しんどい」「行きたくない」という気持ちは、お子さんの心が発しているサインです。「弱いから」「怠けているから」ではありません。
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数字で見ると、「うちの子だけ」ではないとわかる
文部科学省の調査によると、小・中学校の不登校児童生徒数は増加傾向が続いており、中学校では約20人前後に1人が不登校という状況になっています。また、夏休み明けの8月末から9月にかけては、1年の中でも「学校に行けなくなった」と感じるお子さんが増えやすい時期として知られています。
「もしかして、うちの子だけ?」と不安に思っている保護者の方——決してそうではありません。同じ思いを抱えている親子が、全国にたくさんいます。
そして、「9月1日問題」という言葉をご存じでしょうか。夏休みが終わる8月末から9月はじめにかけて、子どもたちの心理的な負担が年間で最も高まりやすい時期であることが、各種調査や報道でも取り上げられています。「行きたいけど行けない」「行かなきゃと思うほど体が動かない」——そのせめぎ合いが、子どもたちの心をとりわけ重くする時期でもあります。
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2学期前に、おうちでできる小さな準備

では、保護者としてどんなことができるでしょうか。「何かしなければ」と力まなくていいです。小さなことからで十分です。
① 話しやすい空気をつくる
「学校どうだった?」と直接聞くより、日常の会話の延長で気持ちを共有できる時間を意識的につくっておくことが大切です。テレビを見ながら、一緒に料理しながら——そんなさりげない時間に、お子さんはふっと本音を漏らすことがあります。「話してもいいんだ」と思える空気が、いざというときのセーフティネットになります。
リンカーンのスタッフも、夏休み明けに不安を抱えている子と関わるとき、あえて「学校のこと」を直接聞くことはしません。「いつも通りに話す」——それがスタッフとして大切にしていることです。学校の話が出てきたときに、ちゃんと受け止める。それだけでいい、という感覚です。おうちでも、同じような空気が子どもの安心につながると思います。
② 生活リズムを少しずつ整えていく
始業式の直前に一気に変えようとすると、お子さんの心身への負担が大きくなります。8月の中頃から少しずつ、起きる時間・寝る時間を学校のリズムに近づけていくと、スムーズです。「完璧に整える」必要はなく、「少し近づける」くらいの感覚で大丈夫です。
③ 「しんどかったら休んでいい」と伝えておく
これは、とても大切なことです。「休んでもいい」と事前に伝えておくだけで、お子さんのプレッシャーはずいぶん和らぎます。「学校は毎日絶対行かなければならない場所」という前提が、知らず知らずのうちにお子さんを追い詰めていることがあります。
④ 「もし行けなかったとき」の選択肢を知っておく
保護者として一番つらいのは、「どうしたらいいかわからない」状態です。学校以外にも、教育支援センター(適応指導教室)、フリースクール、スクールカウンセラーなど、さまざまな選択肢があります。今のうちに情報だけ集めておくと、いざというときに慌てずにすみます。
リンカーンでは、こうした選択肢のひとつとして、夏休み明けに「本格的に学校に行けなくなった」というご家庭からのご相談をいただくことがあります。「どこに相談したらいいかわからなくて」という言葉から始まる問い合わせも少なくありません。まず話を聞くことから始められますので、情報収集のタイミングで気軽にお声がけください。
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まとめ
夏休み明けに「学校がしんどい」と感じるお子さんが増えるのは、生活リズムの変化・心理的な不安の蓄積・学習へのプレッシャーが重なるためです。そしてそれは、お子さんが弱いからでも、育て方が悪かったからでもありません。
保護者としてできることは、「話しやすい空気をつくる」「少しずつ生活リズムを整える」「休んでいいと伝える」「選択肢を知っておく」——どれも、力まずできることばかりです。
リンカーンでは、2学期が不安なお子さんや「行き渋りが始まった」というご家庭からのご相談をお受けしています。 江戸川区瑞江の瑞江校・江東区亀戸の亀戸校の2校舎で、小学1年生〜中学3年生を対象に、安心して過ごせる居場所と、その子のペースに合わせた学習サポートを提供しています。「まずうちの子の話を聞いてほしい」——そんなところからで大丈夫です。まずはお聞かせください。