
この記事でわかること
- 夏休みに子どもといる時間が長くて疲れてしまうのは、当たり前のことだということ
- 「しんどい」と感じる自分を責めなくていい理由
- 夏休みが終わったあと、子どもの気持ちが揺れやすい時期に向けて、今できる小さなこと
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夏休みに入って、何日が経ちましたか。
学校が休みになるということは、毎日のリズムが変わるということ。 給食もない。集団での活動もない。 子どもはずっと家にいて、あなたのそばにいる。
「一緒にいられてよかった」と思う日もあれば、 「正直、今日はしんどかった……」という日もある。 それが、夏休みの本音ではないでしょうか。
この記事は、そんな気持ちを抱えているあなたに、少しだけ「それでいいんですよ」と伝えたくて書きました。
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「しんどい」と感じるのは、あなたがそれだけ向き合っているから
学校がちょっとしんどいお子さんが家にいる夏休みは、ふつうの夏休みとは少し違います。
お子さんのペースに合わせて、毎日の過ごし方を考える。 「2学期はどうなるんだろう」という不安が頭をよぎる。 「勉強が遅れていくのかな」という焦りが出てくる。 「でも今、無理させたくない」という思いと、ぶつかる。
このあいだずっと、あなたは子どもの気持ちを受け止めようとしている。 それが積み重なって、疲れてしまうのは当然のことです。
「しんどい」と感じるのは、あなたが手を抜いているからではありません。 むしろ、それだけ真剣に向き合っているからです。

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夏休みは「何かをしなければいけない期間」じゃなくていい
「せっかくの夏休みだから、どこかに連れて行ってあげなきゃ」 「宿題のペースを一緒に管理しなきゃ」 「生活リズムが崩れないようにしなきゃ」
そんな「〜しなきゃ」が積み重なっていませんか。
令和5年度の文部科学省の調査では、小・中学校の不登校の児童生徒数は約34万6千人に達しています。これだけ多くのお子さんと保護者が、似たような状況のなかで毎日を過ごしています。あなたが特別に「できていない」わけでも、「こうあるべき」から外れているわけでもありません。
そして、リンカーンの現場でも、夏休みに入ると保護者の方の言葉のなかに、ふと「みんな遊びに行ってるのに、うちの子は……」という気持ちがにじむことがあります。お友だちがどこかへ出かけている投稿がSNSに流れてきたり、近所の子どもたちの声が外から聞こえてきたり——そういうときに、じんわりとした焦りや寂しさが押し寄せることは、少なくないようです。
でも、夏休みはゆっくり休む期間があっていい。 何もしない午後があっていい。 子どもが好きなことをして過ごす時間があっていい。
そして何より、あなた自身が少し息を抜く時間があっていい。
リンカーンでも、夏休みの期間はお子さんの来所が少なくなります。友だちや家族と出かけたり、いつもと違うペースで過ごしたり——それはそれで、夏らしい時間だと感じています。「フリースクールに来ない日があってもいい」と思えるくらい、夏休みはゆるやかでいい。
「きちんとできなかった夏休みだった」ではなく、 「なんとか乗り越えた夏休みだった」で、十分です。
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夏休みが終わるころ、子どもの気持ちは揺れやすい
「夏休み明けに学校に行きたくない」と感じるお子さんは、少なくありません。
「また2学期が始まる」という気持ちは、大人でも重たく感じることがある。 まして、1学期に学校がしんどかったお子さんにとっては、夏休みの終わりはそれだけデリケートな時期です。
だからこそ、夏休みのあいだ、「何もできなかった」と焦らなくていい。 ただ、家が安心できる場所であることが、お子さんにとっていちばんの支えになります。 毎日一緒にいて、しんどいと感じながらも、そこにいてあげていること。 それはすでに、とても大切なことをしています。

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まとめ:「しんどい夏休みを過ごしている自分」を、少しだけ認めてあげてください
夏休みに子どもとずっと一緒にいて、疲れてしまうことは、ダメなことでも、恥ずかしいことでもありません。毎日子どもと向き合い、不安を抱えながらも、その子のペースに寄り添い続けているあなたが疲れるのは、当然のことです。「しんどい」と感じながらも、なんとか夏休みを過ごしているそのこと自体が、すでに十分です。
フリースクールリンカーンでは、夏休みが終わるころに「2学期どうしよう」と不安になりはじめた保護者の方からのお問い合わせをよくいただきます。江戸川区瑞江・江東区亀戸の2校舎で、学校がちょっとしんどいお子さんの居場所と学習の両方をご用意しています。「うちの子に合うかどうかわからない」「まだどうするか決めていない」、そんな段階でもかまいません。まずはお聞かせください。