「ひとりぼっちにならないために」子どもたちが自分で考えた第4回ROUTE LAB レポート|江戸川区・江東区のフリースクールリンカーン

サムネイル|子どもたちが輪になって話し合っている様子。明るく温かみのある雰囲気で、ホワイトボードや模造紙が見えるとベスト

この記事でわかること

  • フリースクールリンカーンで行っている「ROUTE LAB」という授業の内容と第4回のテーマ
  • 子どもたちが「ひとりぼっち」について自分ごととして深く考えたプロセス
  • 「頼れる存在」を日頃から育てることの大切さと、その具体的な方法

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こんにちは、フリースクールリンカーンです。

学校がちょっとしんどい今、お子さんのことをいろいろと考えながら毎日を過ごされているお気持ち、少しでも和らぐように、今日はリンカーンで起きた「いい時間」をお届けしたいと思います。

今回は、リンカーンが定期的に開催している授業型プログラム「ROUTE LAB(ルートラボ)」の第4回レポートです。テーマは、「ひとりぼっちについて考える」。

子どもたちが自分たちの言葉で、こんなに深いところまで話し合えるんだと、スタッフ一同があらためて驚かされた時間でした。

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ROUTE LABって、どんな授業?

ROUTE LABは、リンカーンのスタッフと子どもたちが一緒になって「大人になったとき、後悔しない自分でいるには?」を出発点に、いろんなテーマを掘り下げていく授業型の活動です。

正解を教える場ではなく、子どもたちが自分の頭で考え、言葉にしていく場所。答えが一つじゃないからこそ、それぞれの考え方が大切にされます。

過去の回でも、子どもたちから出てきたテーマをもとに次の授業が生まれてきました。今回もその流れで「ひとりぼっち」というキーワードが出てきたことからスタートしました。

ホワイトボードや付箋に子どもたちの言葉が書かれている様子。「ひとりぼっち」「お守り」「頼れる人」などのキーワードが見えると内容が伝わりやすい

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「大人になって後悔する人」から生まれたテーマ

第4回のきっかけは、前回の話し合いの中で子どもたちから出てきたひとことでした。

「大人になったときに後悔しそうな大人って、どんな大人だろう?」

この問いをみんなで話し合っていくうちに、「ひとりぼっちの大人」というキーワードが浮かんできました。困ったとき、誰にも頼れない大人。話せる相手がいない大人。そういうイメージが、子どもたちの中に自然と出てきたのです。

そこから今回の授業が生まれました。

まず最初に聞いたのは、「今の自分に、お守りになってくれるものや人はいる?」ということ。

「お守り」というのは、お守りグッズでも、大切な人でも、習い事でも、なんでもいい。自分の心が少し落ち着く、支えになってくれる存在のことです。

子どもたちはそれぞれに、思い思いの「お守り」を挙げてくれました。お気に入りのゲームキャラクター、いつも話を聞いてくれるお母さん、一緒にいると笑える友達……。そのリストは、思った以上にたくさん並びました。

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「もしお守りがいなくなったら?」から深まった話し合い

次に、こんな問いを投げかけました。

「もし、そのお守りがいなくなったら……どうする?」

しばらくシーンとした後、「困る」「不安になる」「どうしたらいいかわからない」という声が出てきました。それと同時に、「だったら、一人の人に頼りすぎるのも怖いかも」という気づきも生まれてきました。

ここから、授業はさらに深いところへ。

「トラブルに巻き込まれたとき、どうやって相談したり頼ったりする?」という問いに移っていきました。

  • 直接話しかける
  • LINEで連絡する
  • 信頼できる大人に間に入ってもらう
  • まず自分で少し考えてから相談する

いろんな方法が出てきました。大人でも使うような、なかなかリアルな答えばかりです。

子どもたちが少人数でテーブルを囲んで話し合っている様子。スタッフが横に座って一緒に考えている場面だとベスト

そして最後に、みんなで一つの結論に近いものを出し合いました。

「頼れる存在は、必要だよね。でも、突然頼ろうとしてもうまくいかないこともある。だから日頃からのやり取りが大事なんじゃないか」

この言葉が出てきたとき、スタッフもじんとしました。これは、大人だってなかなか言語化できないことです。

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「頼れる関係」は、日常のちいさなやり取りから育まれる

子どもたちが自分たちで気づいたことの核心は、ここにありました。

頼れる人は、困ったときに急につくれるものではない。

日頃から「最近どう?」「これ楽しかったよ」「あのとき助かったよ」というような、小さなやり取りの積み重ねがあってこそ、いざというときに「ちょっと聞いてもいい?」と声をかけられる関係ができる。

子どもたちはそれを、自分たちの言葉で、自分たちの考えで導き出したのです。

リンカーンはそういう場所でありたいと思っています。大人が答えを押しつけるのではなく、子どもが自分のペースで考え、「あ、そういうことか」と気づける場所。そしてその「気づき」が、この先の生きる力になっていくと信じています。

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まとめ

第4回ROUTE LABでは、「ひとりぼっちにならないために」というテーマを通じて、子どもたちが自分なりの「お守り」を見つめ直し、頼れる関係の大切さと、それを育てるための日常のやり取りについて一緒に考えました。難しい言葉は使わなくても、子どもたちはちゃんと「生きていくうえで大事なこと」を自分ごととして考えられる。そんな場面をまた目撃できた、とても豊かな時間でした。

リンカーンでは、このROUTE LABのように、学習だけでなく「自分のこと・人とのこと」を考える時間も大切にしています。学校がちょっとしんどいお子さんが、その子のペースで安心して過ごせる環境を、スタッフ一同で一緒につくっています。「うちの子に合いそうかな」と気になった方は、まずはお聞かせください。瑞江校・亀戸校、どちらでもお話をうかがっています。

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