「学びの多様化学校」って何? フリースクールとどう違うの? 江戸川区・江東区の保護者が今知っておきたいこと【2025年最新】

子どもが窓の外をぼんやり眺めている後ろ姿。静かで穏やかな雰囲気。「言葉にならない気持ち」を表現するイメージ

子どもが窓の外を静かに眺めているやわらかい雰囲気の写真(サムネイル)。光が差し込む部屋でほっとした表情のイメージ

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この記事でわかること

  • 「学びの多様化学校」とはどんな制度で、フリースクールとどう違うのか
  • 江戸川区・江東区エリアで使える選択肢の現状
  • それぞれの特徴を踏まえた「使い方」の考え方

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お子さんが学校にちょっとしんどい思いをするようになったとき、調べていくうちに「フリースクール」と並んで「学びの多様化学校」という言葉を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

「名前は聞いたことがあるけど、何が違うのかよくわからない」 「うちの子にはどちらが合っているんだろう」

そんな疑問を、この記事では丁寧に整理していきます。焦らず、ひとつずつ確認していきましょう。

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「学びの多様化学校」とは? もともとは「不登校特例校」と呼ばれていた

「学びの多様化学校」は、2023年8月31日に、それまでの「不登校特例校」という名称から変わりました。子どもたちの目線に立った名称にするという考えから、文部科学省が全国の当該学校に通う児童生徒や教職員から新しい名前を募集して決まったものです。

制度の中身としては、不登校の子どもの実態に配慮して、特別の教育課程を編成して教育を行うことが認められた学校です。文部科学大臣の指定を受けることで、通常の学習指導要領の基準によらない柔軟なカリキュラムを組むことができます。

具体的には、授業時数を削減したり、登校時刻を柔軟にしたり、体験学習やプロジェクト型学習を取り入れたりといった工夫が可能です。そして大きなポイントとして、その学校に転校することで、正式な卒業資格を得られるという点があります。

設置校数は年々増加しており、政府は将来的に全国で300校への拡大を目指すとしています(最新の設置数については文部科学省の公式サイトをご確認ください)。

江戸川区では、学校法人東京シューレ学園が運営する\\「東京シューレ江戸川小学校」\\(江戸川区西小岩)が、私立の学びの多様化学校として2020年4月から開校しています。小学生を対象にした全国でも数少ない存在です。江東区内には現時点で設置されていません。

穏やかな教室や学習スペースの様子。子どもが自分のペースで活動しているイメージ

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フリースクールとの「3つの違い」

混乱しやすい「学びの多様化学校」と「フリースクール」ですが、制度上の位置づけがまったく異なります。主な違いを3つ整理しましょう。

違い① 「学校」かどうか

学びの多様化学校は、学校教育法施行規則に基づいて文部科学大臣が指定した、正式な「学校」です。一方、フリースクールは民間団体が運営する施設であり、学校教育法上の「学校」ではありません。

違い② 出席扱いになるかどうか

学びの多様化学校に転校すれば、そこへの通学が当然「出席」として扱われます。

フリースクールの場合は、一定の要件を満たした上で、在籍校の校長先生が判断することで「出席扱い」とみなされる場合があります。ただし、これは学校側との連携が必要で、自動的に認められるわけではありません。フリースクールに通いながら在籍校に出席として認めてもらえるかどうかは、保護者と学校が話し合って決めていく必要があります。

違い③ 転校が必要かどうか

学びの多様化学校に通うには、今の学校から転校することが必要です。在籍校はその学校に移ります。

フリースクールは、元の学校に籍を置いたまま利用できます。「今の学校との関係を保ちながら別の場所にも通う」という形が取りやすいのが特徴です。

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「どっちが合っているか」より「どう組み合わせるか」

「学びの多様化学校の方が制度的にしっかりしているから、そちらを選ぶべき?」と感じる方もいるかもしれません。でも、どちらが良い・悪いという話ではなく、お子さんの今の状態や、ご家庭の考え方によって、合う選択肢は変わります。

保護者と子どもが並んで穏やかに話している様子、または親子でテーブルに座って何かを見ているシーン

たとえば、「転校はまだ考えたくない」「今の学校との関係は残しておきたい」というお気持ちがある場合は、フリースクールの方が柔軟に使いやすいかもしれません。

一方で、「今の学校へのこだわりはあまりなく、もっとお子さんのペースに合った環境に転校して安定させたい」という場合は、学びの多様化学校が選択肢になりえます。

また、この2つの「どちらか」ではなく、フリースクールを使いながら、今の学校とも細くつながり続けるという選択もあります。大切なのは、お子さんが今この瞬間に安心して過ごせる場所があること。そこからスタートして、次のことは焦らず考えていける環境を作ることではないでしょうか。

2023年度の文部科学省の調査では、小・中学校の不登校児童生徒数は全国で34万6,482人と過去最多を更新しました。裏を返せば、それだけ多くのお子さんと保護者が同じような状況に置かれているということ。選択肢がひとつではないことを、どうか知っておいてください。

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まとめ

  • 学びの多様化学校:文部科学大臣が指定した正式な学校。転校が必要だが卒業資格が得られる。柔軟なカリキュラムが特徴。
  • フリースクール:民間の施設。今の学校に籍を残したまま通える。出席扱いは学校との連携と校長判断による。
  • 江戸川区には私立の学びの多様化学校「東京シューレ江戸川小学校」が設置されている。江東区は現時点で設置なし。
  • どちらが正解ではなく、お子さんの状態と保護者の思いに合った組み合わせを考えることが大切。

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フリースクールリンカーンでは、 こうした選択肢について保護者の方が「もう少し整理したい」と思ったときに、一緒に考える場所でありたいと思っています。リンカーンは「ここだけに通ってほしい」と押しつける場所ではありません。学びの多様化学校も、適応指導教室も、他のフリースクールも、選択肢のひとつ。その中でリンカーンが「安心して立ち寄れる場所」として、お子さんとご家族の毎日を支えられたら、と考えています。江戸川区(瑞江)・江東区(亀戸)、どちらの校舎もまずはお話をお聞かせください。

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