不登校の子どもが「塾に行けない」ときの学習サポート、どう考える? フリースクールという第三の選択肢【江戸川区・江東区】

サムネイル|明るい室内で、子どもがテキストに向かいながらスタッフと穏やかに話しているシーン。温かみのある自然光が差し込んでいる写真

この記事でわかること

  • 学校がしんどくなった子が「塾にも行きづらい」と感じやすい理由
  • 学習サポートの選択肢として、フリースクールが果たせる役割
  • 江戸川区・江東区のフリースクールリンカーンの学習支援の考え方

「学校には行けていないけど、勉強の遅れが心配で……でも塾に行かせるのも難しくて」

そんな気持ちを抱えているお父さん・お母さんは、きっと少なくないはずです。

お子さんが学校にちょっとしんどさを感じはじめたとき、学習のサポートをどうするか、という悩みはすぐそこにやってきます。焦りや不安と向き合いながら、毎日どうにかしようとしている今、「何から考えればいいのか」がわからなくなることもありますよね。

この記事では、「塾に行けない」状況にある子どもへの学習サポートについて、フリースクールという視点からやさしくお伝えします。

なぜ学校がしんどい子は「塾にも行きにくい」のか

学校がしんどくなっている子どもにとって、「では塾へ」と切り替えるのが難しい場合があります。それにはいくつかの理由があります。

集団の場所そのものが、しんどい少人数の塾であっても、知らない大人や子どもがいる場所に踏み出すことは、心のエネルギーが相当いります。学校でつかれているとき、そのエネルギーが残っていないことも多いです。

「勉強しなきゃ」というプレッシャーが逆効果になる保護者としては勉強の遅れが心配になるのは自然なことです。でも、今のお子さんの状態によっては、「勉強モード」に切り替えること自体がしんどいことがあります。塾という「勉強しに行く場所」という文脈が、プレッシャーになってしまうこともあります。

通うペースが決まっているほとんどの塾は、週に決まった曜日・時間に通うことを前提としています。気持ちや体調が波のある子にとって、「決まった日に必ず行く」というルールが負担になりやすいのです。

これはお子さんに問題があるのではなく、今の状態と塾というシステムがお子さんに合わなかっただけ。それだけのことです。

子どもが窓の外をぼんやり眺めているシーン。穏やかで、責めるような雰囲気ではなく、その子のペースを尊重するような静かな印象の写真

全国で34万人超。「学校がしんどい子」は今、どのくらいいる?

文部科学省の調査によると、2023年度における小中学校の不登校児童生徒数は34万6,482人で、前年度から約4万7千人(約15.9%)増加し、11年連続の増加となりました。

これは統計上の数字ですが、「行き渋りが続いている」「週に何日か休んでいる」という段階のお子さんを含めると、実際にしんどさを抱えている子どもたちはさらに多いと考えられます。

そして、不登校児童生徒のうち一定数は、学校内外で相談・指導を受けていないことも明らかになっています。支援が必要なのに、まだ適切な場所につながれていない子どもたちがたくさんいます。

だからこそ、「塾でもなく、学校でもない」第三の場所の存在が、今とても大切になっています。

フリースクールは「学習もできる居場所」という選択肢

「フリースクールってどんな場所?」と思われる方も多いかもしれません。

フリースクールとは民間の教育施設で、何らかの理由から学校に行かない子どもに学習や生活などの支援を提供します。学習指導を行う場所もあれば、居場所としての側面が強い場所、自由な活動が中心の場所など、施設によってその特色はさまざまです。

フリースクールでは、学習環境が整うだけでなく、コミュニケーションの機会が得られ、同じ経験を持つ仲間と出会える場にもなります。お子さんのペースに合わせて学びを進めることが可能で、学校への復帰だけをゴールに置かない場合もあります。

また、フリースクールには「出席扱い制度」という仕組みがあります。一定の要件を満たすことで、学校以外の場での学習や活動が在籍校の「出席扱い」として認められます。この「学校以外の場」にフリースクールなどが含まれます。出席扱いになるかどうかは在籍校の校長先生の判断が必要になるため、事前に担任や学校管理職と相談しておくと、後の手続きがスムーズです。

スタッフと子どもが一緒にプリントやタブレットを見ながら穏やかに学習しているシーン。「勉強させられている」ではなく「一緒に取り組んでいる」雰囲気の写真

リンカーンの学習サポートは、「その子のペース」から始まります

東京都江戸川区瑞江・江東区亀戸に校舎を持つフリースクールリンカーンでは、「居場所としての安心感」と「学習サポート」の両方を大切にしています。

リンカーンが目指しているのは、「勉強させる場所」でも「ただ過ごすだけの場所」でもありません。まずその子が安心してそこにいられるようになること。そこから、その子のペースで学習に向き合えるような環境をつくっています。

学習へのアプローチは、一人ひとりで違います。

  • 集中できる日は、しっかり時間をかけて取り組む
  • 気持ちが乗らない日は、10分だけ取り組んでみる
  • 学年をさかのぼって、わからないところから一緒に確認する

「どのくらいやるか」「何をやるか」は、お子さんと一緒に決めます。大人が一方的に決めるのではなく、お子さん自身の気持ちを大切にしながら、一緒に考えていく。そのスタンスを大切にしています。

「勉強しなきゃ」というプレッシャーを感じているお子さんへの関わり方

リンカーンの現場では、「まず無理に勉強モードに入れよう」とはしていません。たとえば、「高校進学をどうしたいか」「将来どんな可能性があるか」といった、少し先の現実的な話をお子さんと一緒にすることから始めることがあります。そこから逆算して、「じゃあ今、何からできそう?」と一緒に考える。ハードルを上げすぎず、「これなら越えられそう」という小さな目標を見つけていくことを大切にしています。

そして実際に現場で感じているのは、学習へのきっかけは「得意な教科」や「自分で決めたこと」から生まれることが多い、ということです。本人が興味を持てる教科で、自分のペースで取り組み、英検や定期テストなど本人が「やってみようかな」と思えた機会に挑戦できたとき――そういう場面で、お子さんが自分に自信を持てる瞬間が生まれます。

保護者の方の「心配だけど、無理させたくない」という気持ちへ

「勉強の遅れが心配だけど、今のこの子に無理はさせたくない」という板挟みのような気持ち、よくわかります。リンカーンでは、そのお気持ちを起点に、まずお子さんと一緒に「超えられそうな低めのハードル」を設定することから始めます。小さく越えることを繰り返すうちに、お子さん自身が「できた」という感覚を積み重ねていける。焦らず、でも少しずつ、というスタンスです。

プログラミングやゲームなど、学習以外の活動も選べるので、「今日は勉強より別のことがやりたい」という日も、安心して過ごせる場所です。

料金は月額定額制なので、月に1回でも、毎日来ても同じ金額。「今週は調子がいいからたくさん来よう」「今月はゆっくりしよう」と、そのときの状態に合わせて使い方を変えられます。

まとめ

学校がしんどい時期に、塾にも行きにくくなるのはよくあることです。お子さんに問題があるわけではなく、今の状態と場所がお子さんに合っていないだけかもしれません。そんなとき、「学校でも塾でもない、第三の場所」として、フリースクールという選択肢があります。居場所としての安心感と学習サポートの両方を持つ場所を探しているご家庭にとって、ひとつの参考になれば嬉しいです。

リンカーンでは、「勉強の遅れが心配だけど、今のお子さんに無理はさせたくない」というお気持ちに寄り添いながら、その子のペースで次の一歩を考えるお手伝いをしています。江戸川区(瑞江校)・江東区(亀戸校)のどちらでも見学・相談を受け付けています。まずはお聞かせください。お子さんのこと、一緒に考えさせてください。

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