先日、フリースクールに見学に来てくださった保護者の方がおっしゃってくださったことです。
その生徒さんは不登校になったことで、発達検査を受けることになり発達障害であることが判明しました。それによって、専門家がいる場所を見つけることができたし、子育ての中で感じていた、「なんでこの子はこう考えるのだろう」というモヤモヤも解消できた。だから、「不登校になってよかったこともある」とおっしゃっていました。
私も、はっと気付かされた気持ちになりました。一度学校に行きたくないとなったからこそ、発達に気づく機会ができたのは、その生徒さんにとって二次障害を事前に抑える役割を果たしたと考えています。
様々なケースがあるので、本当に一概にいうことはできませんが、発達については少しでも早く見つかることに越したことはないと思います。それによって、その子の特性の理解につながり、自己理解につながる手がかりになる可能性は多いにあるからです。
冷静にその子の状態を受け止め、合う支援を受ける
これによって、その子の生きていく土台が形成される
そういった場所にこれからもしていきたいと私は考えています。
あくまで無理のない範囲で