フリースクールに通うと友達はできる?不登校・行き渋りの子が学校以外で人間関係を築くということ【江戸川区・江東区】

この記事でわかること

  • 学校以外の場所でも、子どもが自然に人間関係を築けるのかどうか
  • フリースクールで友達ができやすい理由と、そのしくみ
  • リンカーンならではの「つながりが生まれやすい環境」について
子どもたちが穏やかに話しているシーン(教室内・2〜3人)。笑顔で和やかな雰囲気。顔が判別できないよう後ろ姿や横顔が望ましい

「学校に行けなくなってから、友達と会う機会がなくなってしまって…」

そんなふうに、お子さんの孤立を心配している保護者の方は、たくさんいます。学校という場から離れることで、子どもが社会的なつながりを失ってしまうのではないか——そう感じるのは、決して大げさではありません。とても自然な心配だと思います。

でも、友達や人間関係は「学校の中だけ」で育まれるものではありません。この記事では、フリースクールという場所が、お子さんの人間関係においてどんな意味を持つのかを、ゆっくりお伝えしていきます。

学校がしんどくなった子ほど、「人間関係に疲れている」ことが多い

学校がちょっとしんどくなる理由はさまざまですが、友人関係のこじれや、クラスの中で「なんとなく居心地が悪い」という感覚が積み重なっているケースは少なくありません。

文部科学省の調査によると、令和5年度の小・中学校における不登校の児童生徒数は約34万6千人にのぼり、10年以上にわたって増加傾向が続いています。その背景には、学業のこと、家庭のこと、そして「家族以外の人間関係」への悩みが複合的に絡み合っています。

だからこそ、学校から離れたばかりのお子さんは、「また誰かと仲良くしなければ」というプレッシャーそのものに疲れていることも多いのです。

大切なのは、急いで「友達を作ること」を目標にするのではなく、まず安心できる場所に身を置くこと。その安心感の中で、自然に人との関わりが生まれてくるのを待つこと——そのプロセスが、フリースクールでは起きやすいのです。

なぜフリースクールでは人間関係が生まれやすいのか

子どもがスタッフや他の子どもと一緒に活動しているシーン(プログラミングやゲームなど)。和やかで安心感のある雰囲気。顔は写らないか後ろ姿推奨

学校のクラスは、30人以上の同学年の子どもが一つの空間に集まり、同じ授業を受け、同じルールで動きます。その画一的な環境が合わなかったお子さんにとって、フリースクールは違う景色を持っています。

① 「同じ経験」がある子たちの集まり

フリースクールには、学校がちょっとしんどかった、という共通の経験を持つ子どもたちが集まります。そのため、「なぜ来ているの?」とあれこれ説明しなくても、なんとなくわかり合えるような空気が生まれやすいのです。共感がつながりの入口になります。

② 少人数だから、プレッシャーが少ない

大人数のクラスのように「グループに入れてもらわないと」というプレッシャーがなく、一人でいたいときはそれでいい。関わりたいと思ったときに、自然なかたちで話しかけられる。そんな環境が、人間関係での消耗を減らしてくれます。

③ 異なる学年・年齢が混ざっている

学校では基本的に同学年の子どもたちとだけ過ごしますが、フリースクールでは異なる学年や年齢の子どもが一緒に過ごします。年上の子に教えてもらったり、年下の子と一緒に何かをやってみたり。そうした関わりの中で、ごく自然な人間関係が育まれていきます。

④ 活動の共有が「会話のきっかけ」になる

「何か一緒にやった」という体験は、関係のきっかけになります。ゲームをしながら気づいたら話していた、プログラミングで困っているときに隣の子が教えてくれた——そういった小さな共有が、じわじわとつながりを作っていきます。

リンカーンの現場でも、まさにそのような場面をよく目にします。体験に来たお子さんが、その日のうちにゲームを通じてほかの子と自然に話しはじめていた——というのは、決して珍しいことではありません。ゲームには「ルールを共有するだけで会話が始まる」という強みがあります。難しい自己紹介も、気を遣った言葉選びも必要なく、「いまここで一緒に遊んでいる」という事実だけが、つながりの出発点になる。そんな場面を、スタッフたちは繰り返し見てきました。

「友達を作ること」はゴールじゃなくていい

子ども一人がゆったりと過ごしているシーン(本を読む、タブレット操作など)。安心感のある空間。こちらも顔がわからない構図が望ましい

ここで、一つ大切なことをお伝えしたいと思います。

フリースクールに来たからといって、必ずしも「仲良しの友達ができる」わけではありませんし、それを目標にする必要もありません。

お子さんによっては、最初はスタッフとだけ話す、という過ごし方が続くこともあります。それはそれで、ちゃんと意味がある時間です。「この場所は安全だ」と体で感じることが先で、そのあとに「ちょっと話してみようかな」という気持ちが芽生えてくる。その順番を大切にしてほしいのです。

また、リンカーンはお子さんにとって「唯一の居場所」でなくていいと考えています。学校、放課後等デイ、習い事、家族——さまざまな場所や人がお子さんの生活の中にあって、リンカーンはその一つ。それぞれの場所でそれぞれの関係が少しずつ育まれていく、そんなイメージを大切にしています。

「ここだけに通ってほしい」とは思っていません。その子のペースで、その子に合った使い方をしてもらえれば、それがいちばんです。

まとめ

学校から離れることで、お子さんの人間関係が心配になるのは、保護者として当然の気持ちです。でも、友達やつながりは「学校の中だけ」にあるのではありません。安心できる環境の中で、その子のペースで、少しずつ人と関わっていく——そのプロセスが、フリースクールでは自然に起きやすいのです。

リンカーンでは、スタッフがお子さん一人ひとりと丁寧に関わりながら、プログラミングやゲームといった活動を通じて、子ども同士の自然なやりとりが生まれやすい環境を整えています。「最初は一人で過ごしてもいい」「話せるようになったら話せばいい」という空気の中で、少しずつ安心を積み重ねていく。そんな場所でありたいと思っています。江戸川区瑞江・江東区亀戸、どちらの校舎も見学を受け付けていますので、まずはお気軽にお聞かせください。

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