みなさん、いかがお過ごしでしょうか。ようやく春うららかな日が続いていますが、気づけば、薫風が薫る季節が近づいています。
さて、今日は不登校ってダメなのか?ということについて、お話させていただきます。
多分今のご時世、あんまり面と向かってダメだと声を大きくして主張される方は少ないと思いますが、まだまだ不登校についてなんというか、マイナス的な選択だと捉える風潮はあるのではないかと思います。
また、これについては様々な意見を持たれる方がいて当然のことですし、その全てが間違っていないというのが大前提で、あくまで私個人の思いを書いていきたいと思ってます!
なので、そういう意見もあるよねという程度に見ていただけますと幸いです。
不登校になるということは、とても複雑な問題だと思うので、状況・背景によって様々なことが発生しています。
その中で、言えることは不登校という選択肢があることを知ってほしいという点です。
学校に行きたくない、学習するエネルギーがなくなってしまった、そういうことは悪いことではありません。
むしろ、自分の心に正直になって行動に移している状態だと私は考えます。
いつも、初回面談でどんなことに悩んでいるのか・どういうことがあって学校に通っていないのかをお話伺いますが、大抵いつもお子さんはとても頑張って、学校に通っていて頑張りすぎて疲れ果ててしまったという状態だったりします。
多くの親御さんにとって、学校に通っていないという状況は、
・学習の遅れがあるのかもしれない
・不登校になったら、ずっと家にいるのか
・社会性を養うタイミングを失うかもしれない
・自分が通らなかった道だから将来どうなってしまうのかが不安
などなど
様々な不安から、不登校という状態をできるだけ早く脱してほしいという気持ちが出るのではないでしょうか。
もちろんこれらの感情は当然のことだと思いますし、親御さんがそのように思われるのも分かります。
ただ、学校の代替えとして、本人のペースで学び、本人の気持ちに寄り添いながら、ゆっくりと進路について考える。
数多くの不登校・発達障害の子どもたちと携わった体験があるから、具体的なアドバイスができる。
そんな場所はあります。
なので、学校に通わないという選択肢を選んだ場合にも、受け皿はしっかり存在しています。
その上で不登校でもダメではない
正しく向き合う知識を持つ大人と出逢いさえすれば、可能性は無限に広がると私は信じています。
どうか、不登校で悩まれているお子さんや親御さんに届きますように。
いつでも相談をお待ちしております。まだフリースクールを利用するか悩んでいる状況でもお話を伺いますので、ぜひお気軽にご連絡ください。