6月ですね。おそらく、毎年いうと思いますがこの時期は、定期テストです。
定期テストの時期に入ると毎回困っている子たちがいます。
それは、普通級に在籍している発達障害・グレーゾーンのお子さんたちです。もちろん定型発達(特段問題なしとされている生徒さん)も大変は大変なんですが、特に、発達関連で難しさがあるお子さんは、結構中学の定期テストで、大きな壁にぶつかります。具体的にどんな壁があるのかを挙げていきたいと思います。
①提出物がいつまで、何を出すべきか知らない・把握できない
この問題はよく発生します。もちろん特性によりけりなので、一概には言えませんが、定期テストで範囲表をもらったことはいいけれど、さてその内容を理解し、自己管理するというのはなかなか自分ではできないという点が挙げられます。
範囲表を学習塾に持参することも至難の業です。持っていこうと思っていても、持参にはなかなかいたりません。
②範囲表が見つかっても・・・
範囲表が見つかっても、そこから計画的に宿題を進めることは、これまた至難。
結果的に前日ドリルが残り30ページあるなんてことに繋がります。
自分で管理することが難しいのです。
なのでそのあたりを叱るのではなく、一緒に計画を立てたり、忘れないようにする方法を共に考えられる先生が必要になるのではないでしょうか。